心理学特別研究3
ポジティブ心理学研究の展開―
137-F-331

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
堀毛 一也 講師 4 D 通年 3

授業概要

この演習では、「ポジティブ心理学」や応用研究の研究動向について論議・解説を行います。ポジティブ心理学は、Seligman,M.E.Pが、アメリカ心理学会の会長であった1998年に提唱した心理学研究の新たな方向性を意味しており、本邦でも関心をもつ研究者が増えてきています。第1学期(~第15回)はKashdan & Biswas-Diener(2014)(高橋訳、2015)「ネガティブ感情が成功を呼ぶ」をテキストにポジティブ心理学に含まれる幅広い研究内容を紹介します。第2学期(第16回~)は受講生各自の研究内容を中心に、ポジティブ心理学的研究との関連などを検討しながら、それぞれの研究の進捗に寄与できるよう論議を進めたいと思います。

到達目標

1)ポジテイブ心理学とは何かについて説明できる
2)ポジティブ心理学研究の多様な側面について理解し、説明できる
3)ポジティブ心理学に基づく研究方法について理解し、説明できる
4)自分の研究とポジティブ心理学的視点との関連について説明できる

授業計画

1 幸福を求めるほど不安になるのはなぜ(1)
2 幸福を求めるほど不安になるのはなぜ(2)
3 快適な生活がもたらしたもの(1)
4 快適な生活がもたらしたもの(2)
5 嫌な気分にはメリットがある(1)
6 嫌な気分にはメリットがある(2)
7 ポジティブな感情には落とし穴がある(1)
8 ポジティブな感情には落とし穴がある(2)
9 マインドフルネスにとらわれるな(1)
10 マインドフルネスにとらわれるな(2)
11 ネガティブ感情を反転する(1)
12 ネガティブ感情を反転する(2)
13 ありのままの自分とつきあう(1)
14 ありのままの自分とつきあう(2)
15 自主研究
16 後期イントロダクション
17 自分の研究の紹介(1)
18 関連研究の検討(1)
19 自分の研究の紹介(2)
20 関連研究の検討(2)
21 自分の研究の紹介(3)
22 関連研究の検討(3)
23 自分の研究の紹介(4)
24 関連研究の検討(4)
25 自分の研究の紹介(5)
26 関連研究の検討(5)
27 自分の研究の紹介(6)
28 関連研究の検討(6)
29 1年間のまとめ
30 自主研究
個々の研究テーマに合わせ、内容を変更する可能性があります

授業方法

基本は演習形式で、担当者を決めて発表を行います。

準備学習

第1学期は事前に教科書の内容を読んでおくこと。第2学期は各自の発表内容をよく理解してコメントを準備すること

成績評価の方法

レポート:20%(第1学期・第2学期の最後にレポート課題を出します)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):80%(各回の討議内容について発表・評価を行います)
各回の討議内容については、コメント・カードをもとに採点をします

教科書

高橋由紀子(訳)『ネガティブ感情が成功を呼ぶ』、草思社2015年、ISBN=978-4-7942-2138-4

その他

欠席等の連絡はメールでkekehori@toyo.jpまで。