応用生物学特論Ⅱ
144-F-723

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
小島 修一 教授 2 M 第2学期 2

授業概要

物質代謝、遺伝情報発現、シグナル伝達、免疫などの生命現象に関わる代表的なタンパク質を例として取り上げ、それらのタンパク質の立体構造やタンパク質工学的解析に基づいて、タンパク質の機能や活性が立体構造といかに密接に関連しているかを分子論的に講義する。

到達目標

タンパク質同士あるいはタンパク質と核酸・糖質・脂質・補酵素などとの相互作用に基づき、さまざまな生命現象を分子論的に理解し、考察する能力を養える。

授業計画

1 タンパク質におけるモチーフ構造:αヘリックス
2 〃 :β構造ならびにα/β混在構造
3 タンパク質の折りたたみ過程、ならびに構造の柔軟性について
4 DNA認識機構:原核生物におけるヘリックス‐ターン‐ヘリックス構造
5 〃   :真核生物における転写因子
6 酵素反応機構:セリンプロテアーゼを例にして
7 膜タンパク質の構造
8 シグナル伝達:Gタンパク質
9 〃 :受容体ならびにアダプタータンパク質
10 繊維状タンパク質、ならびに免疫系における分子認識
11 ウイルスの構造
12 タンパク質工学的解析法:方法論
13 〃 :基質特異性の改変例
14 〃 :安定性の改変例
15 〃 :人工タンパク質の設計

授業方法

板書を中心に進めるが、各種生命現象に関してタンパク質の構造と言う観点から分子レベルでの理解が深められるように努める。最後にレポートも課す。

準備学習

事前に配布されたプリントあるいは参考書の該当する箇所を読んでおくこと。(1~2時間)

成績評価の方法

レポート:80%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):20%

参考文献

Branden and Tooze著、勝部ら訳『タンパク質の構造入門』第2版、ニュートンプレス2000年、ISBN=4315515604

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。