物理化学特論Ⅲ 
群論の物理化学への応用―
142-F-733

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
齊藤 結花 教授 2 D/M 第2学期 2

授業概要

自然界に存在する分子や結晶の対称性を考察することは、物理化学の分野で研究をつづけるうえで不可欠である。人間の目で見ても対称性の美しさを確認することができるが、数学的に分類することで分光学や構造化学のツールとして高い利用価値があること再認識することができる。ここでは数学と化学の両方を行き来しながら、対称性の利用法について学ぶ。

到達目標

群論を中心に、分子科学に必要な数学的基礎を習得する。

授業計画

1 群の数学的な定義とその性質
2 点群の基礎
3 分子を対称性に分類する
4 対称性を数学的に表現する
5 指標とはなにか
6 指標の表の使い方
7 分子振動と基準座標
8 分子軌道と分光学への応用
9 分光学における選択則
10 回転群の基礎
11 回転群の応用:ランダムに配向した系 
12 交替群とゲーム
13 自然界に存在する対称性の起源
14 群論を作った人々
15 まとめ

授業方法

講義形式

準備学習

初心者から理解できるように解説する。

成績評価の方法

レポート:50%
小テスト:50%

参考文献

コットン『群論の化学への応用』、丸善