有機化学特論Ⅳ 
142-F-724

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
山中 正浩 講師 2 D/M 集中(通年)

授業概要

有機反応において重要な反応機構や立体選択性などのトピックスについて、軌道概念に基づいて解説する。講義中に行う問題演習を通して分子軌道の定性的かつ本質的な理解を深める。

到達目標

軌道概念の理解に基づいて、自身で分子軌道を作成し、それらの相互作用から有機反応の反応機構や立体選択性を理解することができるようになる。

授業計画

1 軌道概念と軌道相互作用の基礎
2 等核二原子分子分子の分子軌道の理解と作成
3 異核二原子分子分子の分子軌道の理解と作成
4 エタン、エチレン、ホルムアルデヒドの分子軌道の理解と作成
5 軌道概念による置換反応の理解
6 軌道概念による求電子付加反応の理解
7 軌道概念による求核付加反応の理解
8 軌道概念によるDiels-Alder反応の理解
9 軌道概念によるペリ環状反応の理解
10 軌道概念による転位反応の理解
11 軌道概念による分子の立体構造の理解
12 軌道概念による遷移金属錯体構造の理解
13 軌道概念による遷移金属錯体反応の理解
14 総括と理解度の確認
15 予備日
すべてのトピックスについて書き込みや演習問題がありますので、原則として全講義に出席すること。

授業方法

資料への書き込みや演習問題を通して、履修者が主体的に関わるような講義を行う。

準備学習

基本的な有機反応について、反応機構を復習しておくこと。

成績評価の方法

講義中に行う複数回の小テスト:100%

教科書

I.フレミング著、福井謙一監修、竹内敬人、友田修司訳『フロンティア軌道法入門 有機化学への応用』、講談社サイエンティフィク1981
友田修司『はじめての分子軌道法』、講談社サイエンティフィク2008年、ISBN=9784061543577

履修上の注意

履修者数制限あり。(40名)