化学物理学Ⅱ
140-F-842

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
平山 孝人 講師 2 D/M 第2学期 2

授業概要

原子の電子的構造について簡単に復習し,電子的励起過程について学ぶ。対象とする原子は主に希ガス原子(He, Ne, Ar, Kr, Xe)である。次に,励起原子が固体中に存在した場合に起こる周囲の原子との相互作用について概説する。また,この種の研究を行うときに必要となる実験技術についても解説する。上記内容に関連した最近のトピックスも紹介する予定。

到達目標

原子の電子的構造を理解し,電子的励起・緩和過程および周囲の環境による影響について理解する。またこの種の研究に必要な実験技術に関する知識を得る。

授業計画

1 イントロダクション
2 実験技術(1)
3 実験技術(2)
4 実験技術(3)
5 断面積
6 水素原子の電子状態(1)
7 水素原子の電子状態(2)
8 多電子原子の電子状態(1)
9 多電子原子の電子状態(2)
10 希ガス固体の物性
11 希ガス固体中での電子的励起・崩壊過程
12 電子遷移誘起脱離(1)
13 電子遷移誘起脱離(2)
14 最近のトピックス・授業のまとめ
15 予備日

授業方法

通常の講義形式。講義で用いるスライド資料をwebに載せる。

準備学習

学部レベルの量子力学の知識を持っていることを前提としています。必要に応じて復習してください。iTunesUで公開している講義「放射線と物質の相互作用の素過程」を事前に視聴しておいて欲しい。
https://itun.es/i67B9jx

成績評価の方法

レポート:100%
数回のレポート提出により評価する。

参考文献

堀越源一『真空技術』第3版、東京大学出版会1994年、ISBN=9784130630443
金子洋三郎『[化学のための]原子衝突入門』、培風館1999年、ISBN=9784563045746
表面物理学『村田好正』(朝倉物理学大系)、朝倉書店2003年、ISBN=9784254136876
岡崎誠『物質の量子力学』、岩波書店1995年、ISBN=9784000079266
その他,学部の講義で使った量子力学の教科書など。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。