※日本文学演習
133-F-014

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
壬生 幸子 講師 4 D/M 通年 5

授業概要

『古事記』中・下巻を講読し、そこに登場する女性像及び男性との関係性を中心に考察する。『日本書紀』と比較することが有効である場合には『日本書紀』を併読する。また、同時代資料としての『風土記』『萬葉集』の女性像も参考とする。律令制下で変容する女性観について考える機会とする。

到達目標

文脈に即した解釈の方法を習得し、上代散文作品を考察研究するために必要な論理性を身につける。

授業計画

1 神武天皇とイスケヨリヒメ①
2 神武天皇とイスケヨリヒメ②
3 大物主神とイクタマヨリビメ
4 サホビコの反逆とサホビメ
5 垂仁天皇と丹波の四女王
6 ヤマトタケルとその周辺の女性たち①
7 ヤマトタケルとその周辺の女性たち②
8 仲哀天皇とオキナガタラシヒメとホムダワケ①
9 仲哀天皇とオキナガタラシヒメとホムダワケ②
10 仲哀天皇とオキナガタラシヒメとホムダワケ③
11 応神天皇と女性たち①
12 応神天皇と女性たち②
13 アメノヒボコ神話①
14 アメノヒボコ神話②
15 中間テスト
16 ハルヤマノカスミヲトコとイヅシヲトメ①
17 ハルヤマノカスミヲトコとイヅシヲトメ②
18 仁徳天皇とイハノヒメ、ヤタノワキイラツメ、メドリノミコ①
19 仁徳天皇とイハノヒメ、ヤタノワキイラツメ、メドリノミコ②
20 仁徳天皇とイハノヒメ、ヤタノワキイラツメ、メドリノミコ③
21 軽太子と衣通王①
22 軽太子と衣通王②
23 雄略天皇と女性たち①
24 雄略天皇と女性たち②
25 雄略天皇と女性たち③
26 飯豊王の位置①
27 飯豊王の位置②
28 飯豊王の位置③
29 まとめ
30 中間テスト

授業方法

講義及び各人半期1回ずつの発表。解釈に関する討議も行う。

準備学習

事前に該当箇所を読んでおくこと。また発表者はレジュメを作成すること。

成績評価の方法

中間テスト:30%(授業への理解度)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):70%(作品への理解度と考察の度合)

教科書

中村啓信『新版 古事記』、角川書店(角川ソフィア文庫)2009年、ISBN=9784044001049

参考文献

坂本太郎・家永三郎・井上光貞・大野晋『日本書紀 上・下』、岩波書店1965、1967