○※日本語学演習
授業分析と教師の成長―
133-F-012

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
金田 智子 教授 4 D/M 第1学期週2回
4
5

授業概要

1.日本語あるいは外国語の授業を計画・実施する。
2.授業データの観察・分析を通じ、授業の中で何が起こっているのかを明らかにし、その問題点・課題を探る。
3.授業に関する事例学習を行い、言語教師としての内省を深める。
4.授業を観察・分析する手法について、実践を通して学び、授業コミュニケーションの特徴や課題を発見する視点を養いつつ、実践的な能力を培う。
5.日本語教師に必要な資質・能力について検討する。

到達目標

1.言語の授業について、何らかの手法を用いて客観的に観察・分析できるようになる。
2.授業を観察する際の視点・観点を増やす。
3.言語教育に対する理解が深まり、日本語教師に必要な資質・能力の広がりを俯瞰できるようになる。

授業計画

1 日本語教師に必要な資質・能力とは何か
2 日本語教育専門家に必要とされる知識の確認
3 事例を通じて授業について考える(1)
4 事例を通じて授業について考える(2)
5 外国語教授法の理解(1):CLTの実践
6 外国語教授法の理解(2):CLTの理論
7 外国語教授法の理解(3):CL/CLLの実践
8 外国語教授法の理解(4):CL/CLLの理論
9 外国語教授法の理解(5):サイレントウェイの実践
10 外国語教授法の理解(6):サイレントウェイの理論
11 1.授業の計画・実施について
2.授業計画の要点
12 1.授業および教室活動の観察・分析とは?
2.授業データの文字化
13 授業分析(1):教師の言葉
14 授業分析(2):FLint
15 授業分析(3):FOCUS(その1)
16 授業分析(4):FOCUS(その2)
17 授業の実施(1)
18 授業の振り返り(1)
19 授業の実施(2)
20 授業の振り返り(2)
21 視点・観点を養う:FishWatchrを使って(1)
22 視点・観点を養う:FishWatchrを使って(2)
23 授業の実施(3)
24 授業の振り返り(3)
25 日本語教師に必要な資質・能力:各種資料を読み解く
26 教師のポートフォリオ
27 最終課題:研究発表(1)
28 最終課題:研究発表(2)
29 1年間のまとめ
30 予備
履修者の人数・状況や、授業の進み具合に応じ、内容や順番を変更する場合がある。

授業方法

グループ活動と個別活動を組み合わせて実施する。

準備学習

1.指定された論文・教科書を読み、概要を理解する(3回に1回、30分~4時間)。
2.論文講読の分担時には、担当論文について十分に調べ、発表準備をする。
3.言語教授法紹介準備、授業計画、教材作成等、授業外にペア・グループなどで行う。

成績評価の方法

レポート:25%
課題(文献講読、グループ発表、データ分析等):35%
平常点(出席、授業への参加度・貢献度等):30%
ポートフォリオ:10%

教科書

河野俊之・金田智子『日本語教育の過去・現在・未来第2巻「教師」』第1版、凡人社2009年、ISBN=9784893587053
他に、配布プリント、各種論文(和文・英文)を用いる。

参考文献

Diane Larsen-Freeman and Marti Anderson, Techniques & Principles in Language Teaching, 3rd Edition, Oxford University Press, 2011, ISBN:978-0194423601
その他の参考文献については随時、紹介する。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

言葉を教えることについて強い関心を持つ方、将来、言語教育の専門家になる希望を持つ方の参加を期待します。また、本授業では自分自身の授業データや言語活動データを分析するため、本授業内外で分析可能なデータを用意していただく必要があります。