※日本語史特殊研究
『萬葉集』の歌とその表現―
133-F-004

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
佐々木 隆 教授 4 D/M 通年 3

授業概要

『萬葉集』の歌を、当時の表現・言語に留意しつつ読み解説していく。本文異同・訓の相違・解釈の適否、後世の和歌との関係その他にこだわって見ていくことが基本となる。また、その過程を通じて、文献を扱う際の基礎的な知識の確認と、さらに高度な文献処理の技術を習得する。
授業は講義形式ではなく演習形式となるので、受講生は一回は研究発表を行わなければならない。

到達目標

『萬葉集』という文献や上代の言語・歌について、基礎的な知識はもちろん専門的な知識までも身につける。また、確実に言えることと推定されることとを、はっきり区別できる目を養う。

授業計画

1 上代の文学についての概説。
2 上代の和歌についての概説。
3 上代の言語についての概説。
4 学生の発表とそれについての意見交換。
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14 これまでの授業の総括。
15 授業内容に対する理解度の確認。
16 学生の発表とそれについての意見交換。
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28 これまでの授業の確認・まとめ。
29 今後の課題と展望Ⅰ。
30 今後の課題と展望Ⅱ。
授業の進展に応じて、上記の内容を変更することがある。また、必要に応じて教員が講義を行うことがある。

授業方法

全体として、学生が自分の担当箇所について発表する形式とする。学生は少なくとも年1回の発表を行わなければならないが、学生数によっては年2回の発表となることもある。

準備学習

学生は、自分が発表する箇所だけでなく、他の学生が発表する箇所についても基礎的な事項を確認しておくことが必要である。

成績評価の方法

平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):30%(出席・授業時の態度・授業時の発言を平常点とする。30点。)
 第1学期・第2学期ともに試験は行わず、学生の発表内容・レベルを評価の対象とする。70点。:70%
上記の評価配分に従って厳密に評価を行う。

教科書

 教科書は特に指定しない。漢字の原文を含むものであれば、どれでもよい。岩波文庫の『原文萬葉集』2冊が、最も簡便である。

参考文献

 授業の進展に応じてその都度指示する。

履修上の注意

履修者数制限あり。(20名)

その他

和歌史・日本文学史・日本語史などに興味を持つ学生の履修を希望する。『萬葉集』の歌は後世の歌の源流となったものであり、その言語は後世の言語の基礎となったものでもあるので、しっかりとその特徴を押さえたい。