基礎文献講読Ⅱ
112-F-104

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
中居 良文 教授
野中 尚人 教授
坂本 孝治郎 教授
2 D/M 第2学期 3

授業概要

政治学の古典的著作と見なされるものを日本語(外国語は日本語訳)で購読し、基礎的な知識の拡充をはかる。

到達目標

政治学の古典的研究が何故に「古典」であるのかを理解するとともに、そのような研究に対しどのような批判が可能であるか、またどのような方向に議論を展開させることができるかを考えるようになること。

授業計画

1 オリエンテーション(担当:中居、野中、坂本)
2 『大転換』購読:政治経済学とは(担当:中居)
3 『大転換』購読:構成
4 『大転換』購読:影響と制約
5 『大転換』購読:批判と展望
6 『第三の波』購読:ハンチントン(担当:野中)
7 『第三の波』購読:構成
8 『第三の波』購読:影響と制約
9 『第三の波』購読:批判と展望
10 『日本の政治』購読:京極純一(担当:坂本)
11 『日本の政治』購読:構成
12 『日本の政治』購読:影響と制約
13 『日本の政治』購読:批判と展望
14 授業の総括
15 到達度確認
本演習は3名の教員(中居良文、野中尚人、坂本孝冶郎)が担当する。初回のオリエンテーションに必ず参加すること。

授業方法

毎回、指定された文献を事前に読んできて、それに基づいて自由に討論する。レジュメあるいは論点のメモを適宜使用する。学期末には3種類の文献のなかから2つを選び、2つの書評レポートをそれぞれ担当の教員に提出する。

準備学習

毎回、該当箇所を読み、主要な論点をノートし、A4一枚程度のレジュメを作成し、演習に持参・配布する。(3時間)

成績評価の方法

レポート:40%(2つの書評レポート各20%とする。)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):60%(出席、レジュメ、グループ作業等)
文献を理解するだけでなく、その限界を指摘し、批判することが求められる。教員はレジュメや演習での議論を通じて毎回学生に適切なフィードバックを与え、学生は書評レポートにおいて古典的テーマの批判的発展を目指す。

教科書

カール・ポラニー『大転換ー市場社会の形成と崩壊』、東洋経済新報社2007
サミュエル・ハンチントン『第三の波ー20世紀後半の民主化』、三嶺書房1995
京極純一『日本の政治』、東京大学出版会2016
上記の教材は当方で用意する。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

博士前期課程において履修することが望ましい。