法哲学演習
111-F-351

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
若松 良樹 教授 2 M 第1学期 3

授業概要

本演習は、参加者の現在の関心を、より抽象的な法哲学的なテーマへとつなげるために、各参加者に自分の研究テーマを報告させ、そこから法哲学的なテーマを抽出し、それに関連する法哲学文献を指示し、場合によっては講読することを一回のサイクルとし、このサイクルを繰り返す。その目的は、論理的に自説を展開する能力と、批判的に思考する能力を涵養するとともに、論文執筆能力を向上させることにある。

到達目標

法哲学の基本概念を習得し、平等について理論的に分析、説明する力を獲得するとともに、経済的平等と政治的平等との関連についての考察を行うために必要な分析力を身につけることができる。

授業計画

1 研究方法について-修士論文作成にあたって知っておくべき研究倫理を学ぶ
2 なぜ平等は重要なのか
3 権利の平等
4 資源の平等
5 自由の地位
6 政治的平等
7 リベラルな共同体
8 平等と良き生
9 平等と潜在能力
10 正義と高いヘルスケア費
11 正義・保険・運
12 言論の自由・政治・民主主義の諸次元
13 積極的差別是正措置は成功しているか
14 積極的差別是正措置は公正か
15 授業の総括

授業方法

毎回、該当箇所について、受講者にまとめてもらい、そのまとめに対して、コメントする。また、背景や、現在における論争状況についても解説し、議論する。

準備学習

授業前に予め教科書の該当箇所を読み、不明な点をまとめておくこと(2時間)。
授業中に指示した箇所の英文を読み、 レポート作成の準備をすること(1時間)。

成績評価の方法

レポート:70%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):30%

教科書

R.ドゥウォーキン『平等とは何か』、木鐸社2002年、ISBN=4833223279

参考文献

R. Dworkin, Sovereign Virtue, Harvard University Press, 2002, ISBN:0674008103

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。