刑事訴訟法演習
111-F-342

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
津村 政孝 教授 2 M 第1学期 3

授業概要

刑事訴訟法の重要な論点(例えば、捜索押収をめぐる諸問題、新しい捜査手法の適法性、接見交通、科学的証拠の証拠能力、違法収集証拠排除の原則)について、参加者の問題関心に応じて具体的なテーマを設定し、そのテーマに関する学説・裁判例について網羅的に検討し、参加者による議論を通じて理解を一層深めることを目標とする。必要があれば、外国法も参照する。本演習で扱ったテーマについてレポートを課すことによって、基本的な論文作成能力を修得させるという観点からも指導を行う(研究倫理を含む)。

到達目標

刑事訴訟法の重要な論点についての理解を一層深めて、新たな問題が生じた場合に、必要な情報を収集し、これを理論的に分析、検討し、説明できる力を身につける。

授業計画

1 強制処分と任意処分―有形力行使の態様
2 新しい捜査手法の適法性―GPS監視等
3 逮捕・勾留をめぐる諸問題
4 捜索・押収をめぐる諸問題
5 取調べをめぐる諸問題
6 接見交通をめぐる諸問題
7 訴因の特定
8 訴因変更をめぐる諸問題
9 公判前整理手続
10 科学的証拠の証拠能力
11 科学的証拠のみに基づく有罪判決の可否
12 伝聞概念
13 違法収集証拠排除の原則
14 まとめ
15 予備日
参加者の関心に応じてテーマを選択、報告してもらいます。

授業方法

報告者による報告の後に、報告者への質問、参加者間での討論を行う。

準備学習

自身が報告する場合には3日前までにレジュメを提出する。
自身が報告するのでない場合には、事前に提出されるレジュメに従い、必要な文献を読み、授業で議論が十分にできるように準備すること(約1時間)。

成績評価の方法

レポート:60%(必要な文献の渉猟、検討がなされ、簡潔で理解しやすい内容となっているか、文献引用が適切か等に注意する必要がある。)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):40%(報告の正確な理解、積極的な議論への参加、適切な質疑応答であるか等を評価する。)

履修上の注意

履修者数制限あり。(20名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。